前回の記事、子どもに英語を身につけさせたければ親も英語ができたほうが良い?の続きです。
親が子ども(特にベビーから幼児)と一緒に英語を楽しむのにおすすめの方法が大きく分けて3つあります。
長所短所を考えて活用しよう!子どもと一緒に英語を楽しむ3つの方法
①英会話スクールの親子クラスや英語サークル
まず一つめのおすすめの方法は、英会話スクールの親子クラスや英語サークルです。
主に3歳以下くらいの小さい子が親といっしょに参加するクラスは、親といっしょに楽しい時間を過ごせるのが良いですね。日時が決まっていれば、行かなきゃいけないのでズボラさんでも続けやすいのがこの方法です。
ただ手軽は手軽ですが、大抵週1回45分程度なので英語に接する時間が少ないので、子どもが「英語を話せてる感じ」になるまでに時間がかかります。またこれのみだと親が英語を身につけるというところまではなかなか行かないので、おうちでも一緒に英語の歌を歌ったり、英語絵本の読み聞かせをするといった形でインプット・アウトプット量を増やすのがおすすめです。
英会話スクールの親子クラスだけでなく、小さい子と親が一緒に参加する英語サークルというのもあります。これは日本人の先生のことが多いですが、1回数百円など安価でやっていることが多いので、こちらも近くにないか調べてみるのもいいと思います。
②ビデオ教材
もう一つが、ビデオ教材です。
色々な会社からビデオ教材が出ていますが、小さい子向けのものだと大体英語の歌や手遊び、絵本などが含まれています。これを子どもと一緒に楽しみながらやります。
これのいいところは、教材は子どもの学習用に作られていますから、簡単なところから順番にやってくれるので、親が英語があまりわからなくても一緒に学んでいけるということです。
中学で習う英語とかより、よっぽどわかりやすいですし、私もビデオ教材はいくつか使いましたが、当時TOEIC850点の一般的には中級者以上になる私でも簡単なフレーズを繰り返し聞いたり、英語の歌を歌ったりすることでリスニング、スピーキング力があがりました。
週1回45分程度のクラスレッスンに行くなら、こちらの方が毎日できるのでインプット量が多く、子どもが英語の感覚をつかむのも早いのでおすすめです。
特に子どもが3歳以下なら日本語英語混じっているものでなく、英語のみのビデオの方が良いです。
この方法のネックは、ある程度良いものは教材が高額なものが多いことです。また、最初は子どもも楽しく見ていますが、日本語の理解が進むうちに他のテレビなどを見たがったり、同じビデオを何度も見ることに飽きてくる日が絶対に来ます。その時に、親が「この時間は英語のビデオにする」と、子どもが見たいと言わなくても英語ビデオをつけたり、CDをかけたりする習慣づけができるかが継続の鍵になります。
③オンライン英会話
最後の一つが、オンライン英会話です。
①と②は主に子どもの英語レッスンに乗じて大人が一緒に学ぶ形ですが、こちらは大人主体の時間が入ります。
やり方としては、まず最初は子どもと一緒の時間。先生に英語の歌を歌ってもらう、簡単な英語の挨拶ややり取りをするなどが良いでしょう。
たとえば家にある色々な物を持ってきて
"What's this?" ー "It's a cup."
"What color is this?" ー "It's red."
といったような感じでごくごく簡単なやり取りから始めます。
マンツーマンで、安価で英語をやり取りすることができるのはこの方法のメリットです。
ただし、子どもの集中力は短いので、未就園児なら10分15分で飽きます(^^;
そうしたら、その後は大人のレッスン時間。一度自分が一緒にお話したあとだと、その後は子どもも結構勝手に遊んでてくれたりしますし、でも様子は気になるのでちょいちょい横から顔を出してきたりしますが、30分〜45分程度なら子どもと一緒でもレッスンを行うことができますよ。
Ling.en[リンギン]のオンライン英会話レッスンでは親子一緒に受けるのもOKなので、二人で受けても三人で受けても45分なら45分レッスンの料金で受けられますよ!子どもがぐずったら途中ちょっと休憩を挟んだりなどもフレキシブルにできます。
大人タイムでは、好きなトピックについて話をしてもいいですし、子どもに読み聞かせる英語の絵本の読み練習をして先生に発音をチェックしてもらうのは子どもが小さい時ならではの英語学習法で、これもスピーキング力アップに繋がりおすすめです!
子どもを勉強好きにするには親が家で勉強している姿を見せるのが効果的とか、子どもを読書好きにするには親が読書している姿を見せるとかはよく言われることですが、英語に関してもそれは言えるかもしれません。
親が英語のレッスンをしている様子を子どもに見せられるのはオンライン英会話の一つの良さです。
ちなみに、子ども単独でのレッスンは、個人差もありますが5歳くらいからがおすすめです。
3つの方法をご紹介しましたが、どれも単独ではなく、他と組み合わせながらとにかく諦めずに長く続けることが子にとっても親にとっても英語を身につけるために必要なことです。
特に子どもは乳幼児期にすごい成果を上げても、途中でやめてしまうと一度単語やフレーズでもすぐに忘れてしまいます。
「継続は力なり」これに尽きると私も日々痛感しています。
語学に早道はありませんが、続けていたらいつの間にか以前には聞き取れなかったようなことが聞き取れてる、前よりスムーズに話せるようになっていると気づいたときにはうれしいですね!楽しみながらがんばりましょう!!
関連記事