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東京オリンピックのボランティアにはどのくらいの英語力が求められる?

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Hello! オンライン英会話Ling.en[リンギン]のTomokoです。

 

先日東京オリンピックのボランティアの募集要項の素案が発表されて話題になりました。

 

東京オリンピックのボランティアの種類

まず前提として知っておきたいのが、東京オリンピックのボランティアは大会ボランティア都市ボランティアの大きく2つに分かれているということです。

大会ボランティアは競技会場や選手村などで、競技運営や会場案内、大会関係者の輸送や警備などを行います。

都市ボランティアは主要空港やターミナル駅、観光スポットなどで海外から来る外国人観光客や日本の観光客に対し、観光案内や交通案内を行います。

 

大会ボランティアの募集要項素案

先日募集要項の素案が発表されたのはこのうち大会ボランティアの方で、内容はこのようなものでした。

  • コミュニケーション能力がある
  • 外国語が話せる
  • 1日8時間、10日間以上できる
  • 採用面接や3段階の研修を受けられる
  • 20年4月1日時点で18歳以上
  • 競技の知識があるか、観戦経験がある

 

なかなかハードルが高い感じですよね。働いている人だとまず1日8時間10日以上というのが難しい気がしますが。  

 

こちらは8万人の募集を想定しているそうですが、ロンドンオリンピックでは約3倍の約24万人の応募があったそうなので、東京オリンピックでも倍率はかなり高くなるかもしれません。 現時点ではどれくらいの英語力が必要かは明らかにされていませんが、選ぶ言語を英語にするならばより高い英語力を持つ方が有利にはなりそうです。  

 

都市ボランティアになるには

一方、都市ボランティアは東京都が募集運営を行っており、外国人旅行者への観光案内が主な活動内容になります。   この中核を担うおもてなし東京という活動には現在2000人あまりがボランティア登録しており、東京オリンピックの時には3000人まで人数を増やす予定のようです。

現在活動中のおもてなし東京の募集要項は以下のようになっております。

  • 18歳以上 
  • 一定の語学力(例:英検2級以上) 
  • 1~2ヶ月に1回程度活動が可能であること 

東京オリンピックの都市ボランティアの募集は2018年夏ごろ予定で要項もまだ発表されていますが、このおもてなし東京の英検2級以上というのはある程度目標レベルの参考になるのではないでしょうか。

 

英語の資格試験だとTOEICを受けられる方が多いかなと思いますが、TOEICはスピーキング試験がないのでスコアが上がっても英会話能力には直結しないケースも多いです。

 

英語が話せるようになりたいけど、これといった目標がないという方は英検2級以上の資格取得を勉強の指針にしながら東京オリンピックのボランティアを目指してみるのはいかがでしょうか?

 

それではまた。

See you!